徒然乙女

30代アメリカ駐在女子の徒然なる日常

人生を変えた本達

Newsweek8月号で「人生を変える55冊」という特集がされていた(古い話題ですが、最近電子版で読んだ)、各著名人がそれぞれ数冊ずつピックアップしていたので私も考えてみたが、これ、という5冊を選ぶのは大変だった。

 

「地雷ではなく花をください」

私が平和主義になった原点はこれだと思う。小学校の担任の先生が、このシリーズを時には涙を流しながら朗読してくれた。

多分小学生の私は、戦争嫌だな、地雷怖いな、ぐらいの感想だったと思うけど、今になってもちゃんと覚えているくらい印象に残っている。

 

中学校時代の「社会科資料集」

これは私が世界を見たいということを自覚したきっかけだったと思う。

ケルンの大聖堂やグランドキャニオンの写真が大きく載っていて、いつか絶対見たい!と思った。そのモチベーションはそのまま、今も旅行のために生きているような感じ。

 

「孤宿の人」宮部みゆき

もともと読書好きではあったけど、本当に読書の楽しさを知ったのはこの本かな。そのおかげで何冊もの素敵な本に出合った。初めて読んだのは高校生だったか・・・。優しくて、切なくて、ドキドキして、泣いて。

「守り人シリーズ」も捨てがたい。大人になってからも読むファンタジー。

 

「二十歳の原点」

二十歳になるにあたって読んだ本。こんなに一生懸命に生きてた人がいたんだな、って。亡くなった方の手記や伝記って、背景も相まって伝わってくるものがすごい。教授がそばに立ったことににも気づかず、大学の講義中に読みふけっていたら、タイトルを見た教授が、いい本読んでるね、と一言。

 

グラント「現代戦略分析」

大学のゼミで英語版読まされた。大変だったけど、おかげで今、大体のこと(英語と経営戦略概要)は分かる。

 

「冷静と情熱のあいだRosso」

世界で一番好きな本!大好きな江國香織さん。何度も何度も声に出して読んだ。